DAY 41相続人・法定相続分法定相続分
寄与分—介護や事業貢献を相続分に反映させる仕組み
被相続人の財産の維持・増加に特別な貢献をした相続人は、他の相続人との合意か家庭裁判所の審判で、貢献分(寄与分)を相続分に上乗せできます。
このTipのねらい
寄与分は、長年介護をしてきた子や、家業に貢献してきた相続人が「自分だけ多く取るのはおかしい」という不公平感を解消するための制度です。ただし、寄与分を主張するには「特別の貢献」が必要で、通常の親族間の扶養や介護はここに含まれないことが多いです。寄与分の金額は相続人間の協議で決まり、合意できなければ家庭裁判所に申し立てることになります。感情的になりやすいテーマなので、主張する前に根拠を整理することが重要です。
チェックポイント
- 特別な貢献(療養看護・事業従事等)の事実と期間を記録する
- 通常の親族間扶養との区別を意識する
- 寄与分の主張は協議の場で早めに提示する
専門家に確認したい線引き
寄与分の評価額算定や審判申立ては、弁護士への相談が有効です。
出典
根拠レベル: 一部は公式出典、一部は一般的整理
制度の適用可否や正式な税額は個別事情で変わります。最終判断は税理士等の専門家にご確認ください。