DAY 44相続人・法定相続分法定相続分
限定承認—プラスの範囲でだけ借金を引き継ぐ選択肢
限定承認は、相続で得たプラスの財産の範囲内でのみ借金を返す方法です。財産と負債の全体像が不明なときに使えますが、手続が複雑で相続人全員の同意が必要です。
このTipのねらい
限定承認は、財産超過か債務超過か不明なときに「損をしないための保険」として機能します。プラスが多ければ残りを相続できますが、マイナスが多くても財産以上には責任を負いません。ただし、相続人全員で共同申述する必要があり、一人でも反対すると使えません。また手続が複雑で、相続財産の清算・換価が必要になります。実務では、放棄か単純承認かの二択になることが多く、限定承認を選ぶケースは少数です。
チェックポイント
- 財産と負債の全体が把握できているか確認する
- 相続人全員が同意しているかを確認する
- 申述期限(3ヶ月)は放棄と同じと確認する
専門家に確認したい線引き
限定承認の手続は複雑で、司法書士・弁護士のサポートが事実上必須です。
出典
根拠レベル: 公式出典に直接根拠
制度の適用可否や正式な税額は個別事情で変わります。最終判断は税理士等の専門家にご確認ください。