DAY 336生前贈与・資金移動贈与制度・税務上の論点
父と母から別々にもらっても、暦年課税の110万円は受贈者ごと
110万円の基礎控除は『贈与者ごと』ではなく『贈与を受けた人ごと』です。
このTipのねらい
『父から110万円、母から110万円なら合計220万円まで無税』と思い込むのは危険です。国税庁は、暦年課税の基礎控除額110万円は贈与者の人数に関わらず、贈与を受けた人ごとに1年間で110万円だと説明しています。複数人からの贈与を合算して考える必要があります。
チェックポイント
- 1年間の受贈額を贈与者ごとでなく受贈者ごとに合計しているか
- 父母祖父母からの贈与を別建てにしていないか
- 受贈者ごとの年次集計表があるか
専門家に確認したい線引き
相続時精算課税と暦年課税が混在する場合は、贈与者ごとの区分も必要になるため整理表を作るのがおすすめです。
出典
根拠レベル: 公式出典に直接根拠
制度の適用可否や正式な税額は個別事情で変わります。最終判断は税理士等の専門家にご確認ください。