DAY 316生前贈与・資金移動贈与・名義預金・過去資金移動
持戻しと税務加算は同じ言葉ではない
家族の会話で出る『持戻し』と、相続税計算で出る『加算』は同じ意味ではありません。
このTipのねらい
税務では、国税庁4161のように相続開始前の一定期間の贈与を相続税の課税価格に加算する仕組みがあります。一方、遺産分割の場面で話題になる『持戻し』は、民法上の特別受益の議論として出てくることが多く、論点の土台が異なります。家族会議でこの言葉を混同すると、『税金で戻すのか』『分け方で調整するのか』がごちゃつきます。整理メモでは、税務の加算と分割上の調整を別欄にするのが有効です。
チェックポイント
- 税務の加算か、分割の調整か分けて話す
- 相続税計算に入る贈与か確認する
- 家族会議メモの欄を分ける
専門家に確認したい線引き
特別受益と税務加算が両方問題になる場合は、税務と法務を分けて専門家相談するのが安全です。
出典
根拠レベル: 一般的な整理
制度の適用可否や正式な税額は個別事情で変わります。最終判断は税理士等の専門家にご確認ください。